ダイヤモンドのお話 し 2

有名なダイヤモンド5つを紹介

①「ザ・グレート・スター・オブ・アフリカ(カリナンI世)」
は530.20カラット、②が登場するまでは世界最大を誇っていた。1905年南アフリカで発見された3.106カラット原石(カリナン)を研磨して、合計で105個が得られましたが、その中で最大のものです。エドワード7世(当時の英国王)に献上されました。
②現在、研磨済みダイヤモンドの中で最大のものは「ザ・ゴールデン・ジュビリー(*)」(Fancy Yellow Brown)の545.67カラットです。1997年、国王ラーマ9世の治世50周年を記念してタイ王室に献上された。
(*)イギリス王室の結婚50周年の日に使われる言葉。
③「コ・イ・ヌール」歴史的に最も古い有名なダイヤで105カラット。語源はペルシャ語「光の山」。インド女帝、ビクトリア女王(イギリス人)が所有、現在はロンドン塔で展示。
④「テーラー・バートン」有名なハリウッドスター夫妻の名前が付いたダイヤで69.42カラット。約40年前、1969年カルティエが100万ドルで落札、リチャード・バートンが粘り強く交渉し入手し、
エリザベス・テーラーの40回目の誕生日記念に贈った。約20年間関係が続きましたが、1987年離婚後300万ドルでテキサス石油王が落札。
⑤「ホープダイヤモンド」45.5カラットのブルーダイヤ。
所有者が次々に不慮の事故で340年間で9名が死亡し「呪いの宝石」で有名。
まず、1605年(インド)フランス人宝石商ダベニールが入手したのに始まり→
息子に奪われ息絶える→その後ルイ14世に売却され、マリー・アントワネットへ渡り悲劇が起こる→フランス革命で処刑→アムステルダムの彫金師が入手→息子に盗まれ極賃で死亡→その息子も自殺→次の所有者も不可解な死(230年間で5人死亡)→1839年(ロンドン)ヘンリーホープが競り落とす→数年後に破産、死亡→1851年クリスタルパレス博覧会で展示→1906年ホープ家からロシア王子に渡る(ホープ家が約60年間保有)→ロシア王子は暗殺される→
次のフランス人所有者は自殺→次のギリシャ人商人は他殺(次の110年間で4人死亡)→1958年ニューヨーク宝石商ハリー・ウィンストンがスミソニアン研究所に寄贈し悲劇の幕が閉じたと伝えられている。

by Mr.k