患者さんからまた面白いお話しを頂いたのでブログに載せさせていただきました。
とうがらし(唐辛子)
鷹の爪、南蛮とも言います。
辛みの成分であるカプサイシン(アルカロイド類)が含まれます。
殺菌剤、健胃薬、凍傷の薬、育毛剤など幅広い用途があります。
痴漢を撃退する催涙スプレーの主成分でもあります。
副腎からのアドレナリンの分泌を活発にして発汗を促します。食べると痩せるといわれている由縁です。
日本で料理に唐辛子が多く使われるようになったのは、比較的最近のことで、1980年代以降に激辛ブームが流行し、エスニック料理が一般化したのと軌を一にしています。それまでは、薬味として一味唐辛子や七味唐辛子が少量使われる程度だったのです。
唐辛子をとり過ぎると発がん率(胃がん、食道がん)が高くなると言われていますが、カプサイシン単体が発がん性を持つ訳ではないようです。粘膜刺激性(辛痛)が原因とも言われています。
悠々会農園でも栽培されている甘味種のピーマン、シシトウガラシ(シシトウ)、パプリカも唐辛子類ですが、カプサイシンの含まれる量は少なくなります。
by Mr.K
k様、ありがとうございます。