アロマ精油を用いて行う代替療法
アロマ精油の香りを楽しむことで、精油の香りが脳に刺激を与え、マッサージで皮膚を通し体に精油の薬効成分をとりいれていきます。
精油の香りを嗅ぐことで嗅覚を刺激し、認知症の症状の改善に役立つことが近年解ってきました
そして植物の精油は、殺菌力、抗菌力を持っており、院内感染などの抑制に役立ちます。
精油の効能は一つ一つに特徴があります
ローズマリー:集中力や記憶力を高める作用があり、心が疲れているときや、気力が湧かない、シャキット目覚めたい朝などにも効果を発揮します。
レモングラス:レモンに似た爽やかな香りで精神を落ち着かせ、ストレスを軽減し緊張感や不安感から心を解放してくれます。脳を活性化して、集中力や記憶力を高める働きが期待できます。
リラックス、リフレッシュ両方に使えます。
ゼラニウム:心身の緊張による情緒不安定を癒し、不安感やストレスを和らげ、沈みがちな気持ちを前向きにしてくれます。
また体内の余分な水分や老廃物の排出を助けることから、むくみの解消、セルライトの除去にオイルトリートメントなどで用いられます。
ラベンダー:副交感神経を優位にし、血圧を下げる作用があります、高血圧やストレス性の不整脈、動悸の改善に効果が期待でき心を穏やかにして、リラックスさせてくれる効果があります。
イランイラン:緊張をもたらすアドレナリンの流出を抑えて、精神状態を安定させてくれます。イライラや、悲しくなった気持ちを抑えて、嬉しさをもたらしてくれます
グレープフルーツ:心配や不安、緊張した気持ちをほぐし、幸福感をもたらします。落ち込んだとき、前向きな気持ちになりたいときにおススメです。グレープフルーツの精油成分は90~95%程度がモノテルペン炭化水素類の“リモネン”です、リモネンは鎮静作用をもちリラックスをサポートする成分です。
芳香浴の参考例
朝(9~11時)に、交感神経を刺激する
集中力の向上、記憶力の強化を促す作用のあるローズマリー精油とレモンの精油。
夜(19時半~21時半)に、副交感神経を刺激する
心や身体のリラックス作用のあるラベンダー精油とオレンジ精油、
鳥取大学医学部の研究チームによる、データより)
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