<任脈>
37. 巨闕(こけつ)
正中線上、臍中央の上方約10cm、または胸骨剣状突起の下約2cm
俗に言うみぞおちにとる
主治:心下部のつかえ、痛み、緊張などをとる。
心臓疾患、喘息、胃痛、吐きけ
38. 中脘(ちゅうかん)
(胃の募穴・八会穴の腑会)
臍の上約8cm, 臍と肋骨下端の中間
主治:胃の疾患、肝臓疾患、胆石の疝痛、上腹部内臓の病気
<足の厥陰肝経>
39. 期門(きもん)
(肝の墓穴)
正中線の外方約8cm,乳頭の下方で第6肋間にとる。
肋骨の下縁から胸に向けて刺激
主治:肝臓肥大、肝機能障害、胆嚢炎、胆石疝痛、十二指腸潰瘍
<足の陽明胃経>
40. 天枢(てんすう)
(大腸の募穴)
臍中央の外側約3cm
主治:腸の疾患、胃疾患、肝臓疾患
腸の疾患の特効穴で便秘、下痢よくつかう、腸カタルの場合は圧痛がある。
<足の太陰脾経>
41. 府舎(ふしゃ)
臍下約10cm,正中線の外方約8cm。鼠径溝の中央から約2cm上方にとる
主治:便秘、下痢、生殖器疾患
便秘の時は深く約5cm刺入し肛門にひびきがあれば良い
<任脈>
42. 気海(きかい)
臍下約2cm
冷え性、内臓下垂、精力減退、婦人科疾患
<任脈>
43. 中極(ちゅうきょく)
(膀胱の墓穴)
恥骨の上約2cm
主治:膀胱炎、尿道炎、子宮疾患
<足の少陽胆経>
44, 帯脈(たいみゃく)
(奇経八脈の帯脈の代表穴)
第十一肋骨端下方、臍中央と同じ高さ
主治:婦人病の特効穴、小児の胃腸障害、妊娠時のつわり
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