<手の陽明大腸経>
19. 肩髃(けんぐう)
腕を上げ肩関節の角にできる二つのくぼみの前の方にとる
主治:肩関節痛、湿疹、蕁麻疹
<手の陽明大腸経>
20. 曲池(きょくち)
肘を曲げてできるシワの外端
主治:目の炎症性疾患(トラコーマ・結膜炎・ものもらい)の特効穴
<手の陽明大腸経>
21. 手三里(てさんり)
曲池より下方約4cm、橈側から尺側に向かって刺激
主治:頭痛、脳充血、脳貧血、肩こり、橈骨神経麻痺
<手の陽明大腸経>
22. 合谷(ごうこく)
第一中手骨と第二中手骨の間にとる
主治:扁桃炎、高血圧、顔面神経麻痺
<手の太陰肺経>
23. 尺沢(しゃくたく)
肘を曲げてできるシワの上で、しわの中央から2〜3cm親指側、かたい腱の外側にとる
主治:咳の特効穴(10分位置鍼)、扁桃炎、喘息、気管支炎
<手の太陰肺経>
24. 孔最(こうさい)
(肺経の郄穴)
尺沢より手首に向かって6cm下りたところ
主治:痔、脱肛、嗄声
<手の太陰肺経>
25. 少商(しょうしょう)
親指の爪甲根にとる
主治:小児のひきつけ、人事不詳
<手の少陰心経>
26. 少海(しょうかい)
肘を曲げたシワの内端
主治:動悸、息切れ、呼吸困難などの心臓。心臓病の特効穴
<手の少陰心経>
27. 神門(しんもん)
腕関節掌側の横紋の尺側で、豆状骨の骨際のくぼみで、尺骨動脈の拍動ががすかにふれるところ。尺側から橈骨側に向かって刺激
主治:心臓疾患の特効穴で少海とともに用いる
<手の太陽小腸経>
28. 支正(しせい)
腕の背側で尺骨側のほぼ中央の骨際にとる
主治:尺骨神経麻痺、尺骨神経痛
<手の太陽小腸経>
29. 後谿(ごけい)
小指がわの第5中手指節関節の後ろのくぼみにとる
主治:感冒、リウマチ熱の発熱に用いる
<手の厥陰心包経>
30. 郄門(げきもん)
腕の内側にあり、手首の中央から肘の中央に伸ばした線上のほぼ真ん中
主治:胸痛、心臓神経症、神経過敏症、気のたたぶりをしずめるなど
<手の厥陰心包経>
31. 内関(ないかん)
腕関節内側の横紋中央から約4cm上方にとる
主治:吐き気、嘔吐をとめる
<手の少陽三焦経>
32. 外関(がいかん)
腕関節の背側横紋の中央から肘に約6cm上方にとる
主治:耳鳴り、耳痛、片頭痛、めまい、上腕神経痛、五十肩
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