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鍼灸ツボ80穴(上肢部)


<手の陽明大腸経>

19. 肩髃(けんぐう)  

 腕を上げ肩関節の角にできる二つのくぼみの前の方にとる

 主治:肩関節痛、湿疹、蕁麻疹


<手の陽明大腸経>

20. 曲池(きょくち)

 

肘を曲げてできるシワの外端

 

主治:目の炎症性疾患(トラコーマ・結膜炎・ものもらい)の特効穴


<手の陽明大腸経>

21. 手三里(てさんり)

 曲池より下方約4cm、橈側から尺側に向かって刺激

 主治:頭痛、脳充血、脳貧血、肩こり、橈骨神経麻痺

 

 

 

 


<手の陽明大腸経>

22. 合谷(ごうこく)

 第一中手骨と第二中手骨の間にとる

 主治:扁桃炎、高血圧、顔面神経麻痺


<手の太陰肺経>

23. 尺沢(しゃくたく)

 肘を曲げてできるシワの上で、しわの中央から2〜3cm親指側、かたい腱の外側にとる

 主治:咳の特効穴(10分位置鍼)、扁桃炎、喘息、気管支炎

 

 


<手の太陰肺経>

24. 孔最(こうさい)

(肺経の郄穴)

 

尺沢より手首に向かって6cm下りたところ

 

主治:痔、脱肛、嗄声


<手の太陰肺経>

25. 少商(しょうしょう)

 親指の爪甲根にとる

 主治:小児のひきつけ、人事不詳


<手の少陰心経>

26. 少海(しょうかい)

 肘を曲げたシワの内端

 主治:動悸、息切れ、呼吸困難などの心臓。心臓病の特効穴


<手の少陰心経>

27. 神門(しんもん)

 腕関節掌側の横紋の尺側で、豆状骨の骨際のくぼみで、尺骨動脈の拍動ががすかにふれるところ。尺側から橈骨側に向かって刺激

 

主治:心臓疾患の特効穴で少海とともに用いる


<手の太陽小腸経>

28. 支正(しせい)

 

腕の背側で尺骨側のほぼ中央の骨際にとる

 

主治:尺骨神経麻痺、尺骨神経痛


<手の太陽小腸経>

29. 後谿(ごけい)

 小指がわの第5中手指節関節の後ろのくぼみにとる

 主治:感冒、リウマチ熱の発熱に用いる

 


<手の厥陰心包経>

30. 郄門(げきもん)

 腕の内側にあり、手首の中央から肘の中央に伸ばした線上のほぼ真ん中

 主治:胸痛、心臓神経症、神経過敏症、気のたたぶりをしずめるなど

 

 


<手の厥陰心包経>

31. 内関(ないかん)

 腕関節内側の横紋中央から約4cm上方にとる

 主治:吐き気、嘔吐をとめる

 


<手の少陽三焦経>

32. 外関(がいかん)

 腕関節の背側横紋の中央から肘に約6cm上方にとる

 主治:耳鳴り、耳痛、片頭痛、めまい、上腕神経痛、五十肩