<督脈>
1.上星(じょうせい)
前頭部の正中にあり、前髪の際から髪のなかに約2cmほど入るところ(または、眉の上から約4cm)
主治:前頭痛、めまい、のぼせ、蓄膿症など
<督脈>
2.百会(ひゃくえ)
頭頂部の中心で、左右の耳を結んだ線と、鼻から上にのびた正中線の交わったところ。
主治:頭痛、脳貧血、脳充血、高血圧症、不眠など
<督脈>
3. 瘂門(あもん)
うなじの中央で、第1第2頚椎突起間の陥凹部
主治:言語障害の特効穴、そのほか頭痛、嗄声
<足の太陽膀胱経>
4.天柱(てんちゅう)
瘂門より左右約1cm外側で、僧帽筋の腱の外側。
(僧帽筋の腱のきわより反対側の眼に向けて刺激する)
主治:頭痛、不眠症、眼や鼻の疾患、肩こり、首こり、高血圧、三叉神経痛
<足の少陽胆経>
5.風池(ふうち)
僧帽筋腱と乳様突起の間のくぼみの中心で、後頭骨の骨のきわにとる。
(後ろから反対側の眼に向けて刺激する)
主治:頭痛、肩こり、感冒
<足の少陽胆経>
6.完骨(かんこつ)
耳の後ろ下方で乳様突起の下にとる
(乳様突起の下から反対側の眼に向けて刺激する)
主治:難聴、耳の疾患、片頭痛、不眠症
<足の少陽胆経>
7.頷厭(がんえん)
側頭部のコメカミ(口を開閉するときに動く筋肉)のやや上にとる
(前から後ろに向けて刺激する)
主治:眼疾患、片頭痛、三叉神経痛
<手の少陽三焦経>
8.翳風(えいふう)
耳垂れの後下のくぼみにとる
主治:中耳炎、難聴、メニュエール病、下歯通、耳下腺炎、顔面神経麻痺
<手の太陽小腸経>
9.天窓(てんそう)
側頸部の中央、喉頭隆起の高さで、胸鎖乳突筋の後緑にとる
主治:片頭痛、中耳炎、耳下腺炎、扁桃炎、惻頸痛、
頸肩腕症候群の特効穴
<任脈>
10.天突(てんとつ)
左右の鎖骨内端の間で最もくぼんだところ
主治:咳、気管支炎、喘息の特効穴
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